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誓いと笑顔と砕けた絆 ◆qp1M9UH9gw 【1】 ホールで殺された少女は、間違いなく箒だった。 彼女専用のISを、教師である自分が見間違えるものか。 素直に大人しくしていれば、あんな場所で殺されなどしなかったものを。 「……馬鹿者が」 拳を握り締め、そう呟いた。 織斑千冬の教え子であり、彼女の親友の実の妹。 決してこんな場所で、しかもあんな無残な方法で殺されるような人間ではない。 この地に連れてこられたIS学園の生徒達も同様だ――真木達の自分勝手な思惑で潰えていい命ではない。 「……良かろう、戦ってやるとも。尤も、私が剣を向けるのは貴様だけだ――真木清人」 千冬の胸中で沸き立つのは"怒り"のみ。 いとも容易く教え子の命を奪ったあの男達には、それ相応の罰を下さねばならないだろう。 自身の犯した罪の重さを、その身を以て教えてやらねばなるまい。 支給品として送られた西洋剣の切っ先を、前方にある一本の木に向ける。 そして、一閃。 世界最強のIS使いの名に恥じぬその一太刀は、木をさながらバターのように一刀両断した。 この行動は、彼女にとっての「儀式」であった。 死した者の無念を、生徒を弟をこの地に呼んだ者への怒りを晴らすべく、 殺し合いの首謀者を打倒する決意を固める為の「儀式」である。 「……やはり日本刀の方が馴染むな」 鞘のない西洋剣をデイパックに戻しながら、一人ごちた。 【2】 目の前で命が消えていくのを、ただ見ている事しかできなかった。 それが、小野寺ユウスケには堪らなく悔しい。 もしもあの時、自分が止めに入っていれば、少なくとも黒髪の少女は救えたかもしれない。 しかし、その可能性があっても彼は動けなかった。 「ゴメン……助けられなくて……」 謝罪の言葉を並べた所で、何の意味もない事くらい分かっている。 だがそれでも、一度は彼女達に向けて謝りたかった。 「笑顔」を守れなかった罪悪感と、命を救えなかった後悔が入り混じった言葉が、 紡がれては青空へ浮かび、そして霧消していく。 「まゆり」と呼ばれた少女が死んだ直後、白衣の青年は呆然とした表情でその亡骸を見つめていた。 「箒」と呼ばれた少女が死んだ時、同じ様なデザインの制服を着た青年が怒りに身を震わせていた。 きっと、その人にとっては掛け替えの無い存在だったのだろう。 「真木清人……オレはお前を許さない……!」 自分の身勝手な都合だけで、誰かが犠牲になっていい訳がない。 例えそれにどんな意図が隠されていたとしても、他人から「笑顔」を奪うのならそれは全て「悪」だ。 絶対に打倒しなければならない――もうこれ以上、誰かの「笑顔」を奪わせない為に。 「必ずお前を倒す!"クウガ"として――"仮面ライダー"として!」 何処に居るかも分からない主催者に向かって宣言する。 自分の力を、誰かを守る為に使う事を。 そして、誰かが大切な人を喪う悲しみを背負わせない事を。 正義の「仮面ライダー」として、この殺し合いで戦い抜く事を、今此処で誓ったのだ。 「その声……ユウスケか?」 それに応えるかのように聞こえてきたのは、共に世界を旅してきた友人の声。 間違いない、この声は「門矢士」のものだ。 こんな早くに仲間と出会えるなんて――ユウスケは頼りになる友人との合流に歓喜しながら、声の方向に振り向く。 ユウスケの予想通り、声の主は士だった。 彼がいれば百人力だ、この殺し合いも絶対に打破できるだろう。 そう胸に期待を込めながら、士の方に駆け寄った。 「――がッ」 士の目の前に立った、その直後。 腹部に衝撃を感じ、一瞬遅れて痛覚が刺激される。 何事かと思った頃には、既にユウスケは跪いていた。 そしてその直後に、前方から蹴りが襲いかかり、直撃を食らった彼は地べたを転がる事となる。 痛みを堪えながら視線を上げると、士が冷徹な目でユウスケを見つめていた。 「本当に久しぶりだな、ユウスケ……いや、"仮面ライダークウガ"」 【3】 痛みを引きずっている腹部を押さえながら、ユウスケは立ち上がり、士を見据える。 士の方は未だに、冷ややかな視線をこちらに浴びせている。 目の前にいる男は、本当にはあの「門矢士」なのだろうか。 ユウスケの知っている彼は、こんな冷徹な目をする男ではない筈だ。 周囲に殺気を撒き散らす彼の姿なんて、まるでユウスケが今まで倒してきた怪人のそれではないか。 もしやこの男は、彼に擬態したワームではないかと一瞬疑ったが、 彼の手の中にあったディケイドライバーが、その発想が間違いである事を教えている。 本人が所有している変身アイテムは没収されない――ルールブックには、そう書かれていた。 「士、なんで」 「それはこっちの台詞だ。どうして"仲間みたいに"俺に話しかける?」 その発言に、ユウスケは唖然とせざるおえなかった。 今まで彼の口から、そんな冷徹な――それこそ悪人のような――言葉が飛び出す事などなかったのに。 仲間の存在を消し去ろうとする彼の意図が読めなかった。 一体全体、何が士をここまで豹変させたのだろうか。 「どうしちゃったんだよ士……なんでこんなこと!」 「俺は自分の義務を果たしているだけだ。お前に文句を言われる筋合いはない」 士に課せられた「義務」なんてもの、ユウスケは聞いた事がない。 きっと、彼以外の仲間――光夏美や彼女の父親にすら、明かしてはいないだろう。 時間が経てば経つほど程、両者の溝は深まっていくように感じられた。 「――まあいい。どちらにせよ、お前は此処で破壊する」 そう言いながら、士は手に持ったディケイドライバーを腰に当てる。 バックルの側面部から伸びたベルトによって、それは自動的に装着された。 仲間であるユウスケに向ける事はないとばかり思ってきた敵意が、今は彼を射ぬ射ている。 「変身」 ――KAMEN RIDE DECADE―― そしてユウスケの目の前に君臨するのは、世界の破壊者「ディケイド」。 激情態への変化によって禍々しくなった複眼が、未だ戦意を見せないユウスケの姿を見据える。 「どうした?変身しないのか」 「……嫌だ。お前とは、戦えない」 「――そうか」 その言葉と同時に、ユウスケは再び地に伏せる事となった。 ディケイドの拳が、彼の肉体に直撃したのである。 この時、破壊者は僅かな力でしか攻撃していないが、 それでも士は「仮面ライダー」に変身しているのだ――生身の人間には、十分すぎる威力を有していた。 「変身しろユウスケ。このまま殴り殺されたくはないだろ」 ディケイドは、ユウスケをクウガに変身させようと、彼をいたぶり続けるだろう。 「仮面ライダークウガ」を破壊する為に、悪魔はユウスケを蹂躙する。 【4】 悪魔は足を、腕を、背中を、腹を、骨折しない程度の力で攻撃し続けた。 その度にメダルが宙を舞い、それがディケイドの首輪に吸収されていく。 しかし、いくら傷つけても、ユウスケがアークルを出現させる気配は一向にない。 「……何時まで意地を張るつもりだ」 「言っただろ……お前とは……戦えない!」 世界を巡る旅を終えた彼に、何が起こったのかをユウスケが知る由はない。 だが、どんなに急激な変化をしようが、門矢士は仲間なのだ。 彼と戦うわけにはいかない――そんな事をしても、誰も「笑顔」にはなりはしないから。 「この力は……そんな事の為に……使うものじゃないんだ!」 「命」と「笑顔」を奪われ、誰かの心が涙を流す瞬間が、ユウスケの脳裏に過る。 これ以上誰かが泣き叫ぶ姿を見るのは、彼には耐えられない。 だからこそ、ユウスケは「笑顔」を護る為に戦う事を誓ったのだ。 断じて、仲間同士で滅ぼし合う為に使うのではないと――! 「笑顔を……守るんだ……!もう二度と……あんな思いを……させないために……!」 その言葉を言い放った直後、ディケイドは手を止めた。 何を思ったのか、バックルからカードを抜き取り、変身を解除する。 彼の表情は、変身する前となんら変わってはいない。 人間らしい感情を失った、まるで戦う為に生まれた兵器の様であった。 「今回だけは見逃してやる……次は無いぞ」 それだけ言うと、士は踵を返して歩き始めた。 ユウスケは、彼の姿を目で追う事しかできない。 それ程までに、彼はディケイドの攻撃によって消耗していたのだ。 士の姿が遠くなっていくのに比例して、視界は黒で埋まっていく。 彼が完全に消失した頃には、既にユウスケの意識は闇の中に消えていた。 【4】 千冬が最初に発見したのは、倒れている青年一人である。 全身に暴力の跡があり、彼がそれによって意識を失ったのは明白であった。 彼のデイパックが見当たらないが、恐らくは加害者に奪われたのだろう。 此処で何があったのかを知る必要がある。 その為には、まず彼を介抱してやる必要がありそうだ。 安全な場所は何処だろうかと考えた結果、中央部の都市が最も近場な安全地帯という結論に至る。 (……意図が読めんな。何故殺そうとしなかったのだ?) それにしても、どうしてこの青年は生かされたのだろうか。 殺し合いに乗っている者の犯行ならば、既に彼は殺されている筈だ。 彼一人だけが、この場で倒れ伏していた理由が全く分からない。 (まあいい。そんな事はこいつから聞けばいい話だ) 初の遭遇者でもあるのだ――聞きたい事は山ほどある。 だからこそ、青年には生きてもらわなければならない。 青年をおぶり、千冬は都市部へと足を進めた。 大の男を背負う事に、少しばかりの疲労感を感じながら。 【5】 ユウスケのデイパックに入っていた青色のコアメダル。 本来ならば、この殺し合いで重要な要素を含んでいる支給品の一つなのだが、 主催者も破壊の対象にしている士にとっては、こんなものを手に入れても嬉しくも何とも無い。 これを道端に捨てないのは、一応「セルメダルの代用」という使い道が残されているからに過ぎなかった。 しかし士は、その事実に対してそれ程落胆はしていない。 何故なら、これ以外にもユウスケの支給品は存在しており、それらは捨てるべきものではない代物だったからだ。 彼からデイパックを強奪したという選択は、間違いなく正しい。 気に掛かる事がある。 どうしてユウスケは、さも友人の様に接してきたのだろうか。 あの時の彼は、まるで士が「世界の破壊者」になった事を最初から知らないような態度だった。 お互いを信じ合い、これからも旅を続けるのだろうと思っていた頃のユウスケの姿。 もう見る事はないだろうと思っていた、彼の笑顔。 「……成程、時間のズレってヤツか」 どうやら真木は、空間を渡り歩くだけではなく、時間すら飛び越えられるらしい。 「電王」と「ディケイド」の固有能力を兼ね備えているとは――想像以上の強敵になりそうだ。 だからと言って、それが士の戦意に関わる事は決してない。 「全てを破壊する」という彼の決意は不動のものである。 全ての仮面ライダーを破壊し、全ての世界を救済するのが彼の使命。 どんな場所にいようが、どんな状況であろうが、彼はその目的を果たすべく悪魔となる。 その為に、全ての世界を捨てる為に、今まで背負ってきた全てを捨てた。 誰かを思いやる優しさも、誰かと支えあう友情も、誰かと喜びを分かち合うための笑顔も。 全てを遠い所に置いてきた……筈だった。 だが、ユウスケのもう見る事はないとばかり思っていた信念によって、悪魔の心は僅かながらも揺れてしまったのである。 自分の中に、まだこんな感情があったとは。 こんなものは不要だ――あっても戦いの妨げにしかならない。 「次は今度こそ破壊する。絶対にな」 覚悟を決めた。 もう二度と心を揺り動かしはないという、絶対の覚悟を。 それが誰であろうが、どんな表情で詰め寄ろうが、仮面ライダーなら問答無用で破壊する。 もう決して、情など見せるものか。 全てを破壊し、全てを繋ぐ為に、ディケイドは本当の悪魔となる。 それが門矢士に残された、唯一にした最良の選択肢。 「待っていろ"仮面ライダー"……お前達は――俺が潰すッ!」 【一日目-日中】 【C-5/平地】 【門矢士@仮面ライダーディケイド】 【所属】無 【状態】健康 【首輪】115枚:0枚 【コア】シャチ:1 【装備】ディケイドライバー&カード一式@仮面ライダーディケイド、 【道具】ユウスケのデイパック(基本支給品一式、ランダム支給品0~2)、基本支給品一式、ランダム支給品1~3 (これら全て確認済み) 【思考・状況】 基本:「世界の破壊者」としての使命を全うする。 1:「仮面ライダー」と殺し合いに乗った者を探して破壊する。 2:邪魔するのなら誰であろうが容赦しない。仲間が相手でも躊躇わない。 3:セルメダルが欲しい。 4:最終的にはこの殺し合いそのものを破壊する。 【備考】 ※MOVIE大戦2010途中(スーパー1&カブト撃破後)からの参戦です。 ※ディケイド変身時の姿は激情態です。 ※所持しているカードはクウガ~キバまでの世界で手に入れたカード、 ディケイド関連のカードだけです。 【一日目-日中】 【C-4/平地】 【小野寺ユウスケ@仮面ライダーディケイド】 【所属】赤陣営 【状態】ダメージ(大)、気絶 【首輪】80枚:0枚 【装備】なし 【道具】なし 【思考・状況】 基本:笑顔を守るために、真木を倒す。 1:??? 【備考】 ※九つの世界を巡った後からの参戦 【織斑千冬@インフィニット・ストラトス】 【所属】赤陣営 【状態】健康 【首輪】100枚:0枚 【装備】シックスの剣@魔人探偵脳噛ネウロ 【道具】基本支給品一式、ランダム支給品0~2 【思考・状況】 基本:殺し合いには乗らない。真木に制裁する。 1:倒れている青年を介抱する。 2:生徒と合流する。 ※参戦時期不明 【シックスの剣@魔人探偵脳噛ネウロ】 ネウロとの最終決戦の際にシックスが使用した西洋剣。 (シックスが使用したとは言え)一突きで戦闘機の翼を貫いていた事から、相当な切れ味を持つと思われる。 016 ゲームスタート 投下順 018 恐れを知らない戦士の様に 016 ゲームスタート 時系列順 018 恐れを知らない戦士の様に 002 セカイノハカイシャ 門矢士 037 破壊者と守護者と貫く正義(前編) GAME START 小野寺ユウスケ 035 意志 GAME START 織斑千冬
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仮面ライダーディケイド 作品紹介 9つのライダーの世界がゆうごうをはじめ、世界ははめつへ進んでいた。 ディケイドはどのすべての世界をめぐり、9人のライダーを はかいする旅に出る。無限の強さと可能性をひめたライダーだ。
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第1クール 第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話 第10話 第11話 第12話 第13話 放映リスト 更新履歴 取得中です。 人気のページ クウガの世界 (5) ジャイロアタッカー (5) 声の出演 (4) 光栄次郎 (4) 友田由里 (4) 必殺技 (3) カメンライド ライア (3) 響鬼の世界 (3) 制野峻右 (3) トップページ (3) 仮面ライダー電王 超クライマックスフォーム (3) ウラタロス (3) 仮面ライダーキックホッパー (3) バーニングセイバー (3) 第13話 (2) 神経断裂弾 (2) ライダー大戦の世界 (2) 入江雅人 (2) 555の世界 (2) ディケイドの謎/05 へたくそな写真 (2) ここを編集 ★
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【種別】 怪人 グロンギ 悪の秘密結社 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダークウガ(平成第1作) 【名前】 メ・ギノガ・デ 【よみがな】 め・ぎのが・で 【身長】 209センチ 【体重】 138キロ 【悪の秘密結社】 大ショッカー(劇場版登場個体) 【モチーフ】 キノコ 【9つの世界】 クウガの世界 アギトの世界 【新たな世界】 ディケイドの世界 【声の出演】 【スーツアクター】 【登場話】 第3話、第12話 劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー 【クウガ登場話】 EPISODE18、EPISODE19 【ディケイドの物語】 クウガの世界 ン・ガミオ・ゼダの体内から放出される黒煙を浴びた複数の人間がこのギノガ変異体の姿に変化し、多数の個体が出現した。 ギノガを含んだ人間が変化したグロンギに戦いを挑む士が変身する仮面ライダーディケイドを迎え撃った。しかし、ガミオが発した雷光の誤射によって多数の個体が全滅し、残り1体の個体もガミオに吸収され、ギノガは全滅した。(スーツは原作でクローン体であるギノガ変異体のものを使用している。) アギトの世界 「未確認生命体第49号」として扱われている。ズ・メビオ・ダと暴れていたところを海東大樹が装着した仮面ライダーG3-Xと戦闘になる。 2対1の連係プレーでG3-Xを翻弄するが、海東がG3-Xの装甲を脱ぎ捨て新たに仮面ライダーディエンドに変身を行い、更にディエンド専用ライダーカード「カメンライド デルタ」と「カメンライド ドレイク」をディエンドライバーに装填する事によって仮面ライダーデルタと仮面ライダードレイクを呼び出したため3対2の戦いとなってしまい、一気に形勢は不利となる。そして最期はディエンドとデルタの専用武器「デルタムーバー」とドレイクの専用武器「ドレイクゼクター」の連続射撃を受け、倒された。 また、この時のスーツはクローン体である「ギノガ変異体」から元のメ・ギノガ・デに復元されている。 【オールライダー対大ショッカーの物語】 大ショッカーの怪人として劇場版に複数登場。 【オリジナルのクウガの物語】 「未確認生命体第26号」として扱われているキノコ種怪人。人間体は白い帽子をかぶっているどこか中性的な男性で、普段はこの姿で正体を隠している。口から発する毒胞子で獲物を死に至らし、苦しませながら殺害する能力を持つ。 「ゲゲル」にムセギジャジャ(プレイヤー)として参加し、自慢の毒胞子で多数の人間を殺害していった。未確認生命体対策班に所属する刑事「一条薫」の連絡を受けて現場へと駆けつけた冒険家「五代雄介」が変身する仮面ライダー「仮面ライダークウガ」と東京・千代田区で対決に持ち込まれる。ギノガはメ・ガルメ・レによると虚弱な体質であるため、終始クウガに翻弄され続けていた。しかし、何とか自分の毒胞子をクウガに噴射させた後、なんとか撤退することに成功。この毒胞子を浴びた雄介は頻死に追い込まれ、クウガに変身して戦うことすら出来なくなってしまった。なおこの毒胞子は人の内臓等をぼろぼろに破壊するものであるが、人肌程度の温度でしか活動を行えない。雄介は体内に埋め込まれている霊石「アマダム」により仮死状態になることで毒胞子を除去し、後に復活する。 その後、科学警察研究所に所属する「榎田ひかり」の研究によって、虚弱体質である故に強力な熱気と冷気に弱いために暖かい所でしか犯行を行なえないということが判明する。ギノガが人間を殺害した主な場所を割り出され、その場所で一条ら警官隊の銃弾を受けたため深手を負い、毒胞子で煙幕を作って撤退した。 しかし、ギノガは虚弱な体質だが攻撃を受ければ受けるほど強くなるという性質を持っており、クウガを含む様々な相手から攻撃を受けたために虚弱な体質を克服してしまう。毒胞子を広範囲に噴射し、毒胞子をガスマスクなどを装着しても防御不能になるという特殊能力をも身につけ、東京・新宿にいる人間を夜間中に大量に殺害。昼には同じく新宿でギノガに立ち向かう警官をも広範囲に放射する毒胞子で一掃した。警官隊を大量殺害後、警官隊に加わっていた一条をも毒胞子で殺害しようとした。しかし復活した雄介が変身したクウガの「グローイングフォーム」に阻まれ、再度クウガと戦闘することになった。 その後はグローイングフォームの必殺技「グローイングキック」を3発受け、爆発した。だが、爆発の際に飛び散っていたギノガの破片が消滅せず、そのまま残っていた…。 その破片から、体色が黒く毒の胞子を放出しないクローン体であるギノガ変異体が生まれた。これは、「五代雄介」が変身する仮面ライダー「仮面ライダークウガ マイティフォーム」の必殺技「マイティキック」を受け、死亡。なおクローンでありベルトがないため、蹴りを受けても爆発反応を起こさず、そのまま溶解した。 【関連するページ】 アギトの世界 オールライダー対大ショッカー登場怪人 クウガの世界 グロンギ ズ・メビオ・ダ 仮面ライダークウガ(平成第1作) 仮面ライダーデルタ 仮面ライダードレイク 怪人 第12話登場怪人 第3話登場怪人
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【種別】 オールライダー対大ショッカー 登場人物・出演俳優(ゲスト登場人物) 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダーアギト(平成第2作) 【名前】 津上翔一 【よみがな】 つがみ しょういち 【キャスト】 賀集利樹(オリジナルキャスト) 【新たな世界】 ディケイドの世界 【登場話】 劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー 【オールライダー対大ショッカーの物語】 ディケイドの世界で大ショッカー怪人軍団との激闘の後それぞれの世界へと戻る仮面ライダー達の中で最後にアギトの変身をとき、「士ここからが本当の旅だ。」というメッセージを残した。 【オリジナルのアギトの物語】 本名は沢木哲也。21歳。料理師学校の生徒であり家事好きで温和・能天気な性格。勉強は苦手。姉はアギトの力が覚醒し自殺した「沢木雪菜」。彼女の恋人「津上翔一」(偽名は沢木哲也)に会う為「あかつき号」に乗船。その際、白の青年=「光の力」からアギトの力を授けられた。その際、余波で他の乗員にもアギトの力が渡った。その後、彼を追ってきたアンノウン・エルロード「水のエル」に襲われ、交戦中に仮面ライダーアギトとして覚醒する。しかし、水のエルに敗北し海中に没する。2週間程海を漂っていた際、記憶喪失となり浜辺に倒れていたところを女子高生たちに助けられ保護された。「津上翔一」という名前はその時持っていた彼に届ける封筒から名付けられた。 以後は城北大学教授「美杉義彦」の家に彼の息子の「美杉太一」、ヒロインの姪の物語の鍵を握る風谷伸幸の娘「風谷真魚」と共に居候し、家庭菜園も作って生活していた。記憶喪失のため、当初はなぜ自分が変身できるのかが分らず、本能的に戦っていた。 警察官「氷川誠」が装着する仮面ライダーG3がアンノウン・ジャガーロード パンテラス・ルテウスとの交戦中に苦戦している所に現れ、アギトに変身し、ルテウスを倒す。(物陰から様子を伺うパンテラス・アルビュス、パンテラス・トリスティスも登場。)がその時はコントロールできず、G3にも襲い掛かってしまった。 後に氷川とも知り合い、G3装着員であることも知る。仮面ライダーギルスに変身する「葦原涼」とも誤解から戦闘を繰り返したが後に和解する。「アナザーアギト」に変身する外科医「木野薫」とも衝突後和解・共闘する。 一時、美杉家を離れ花村久志の「花村ベーカリー」でアルバイトをしつつ、あかつき号の乗員の一人、美杉家に家庭教師に来た榊亜紀の部屋で一人暮らしをしたこともある。警察官・司龍二が花村を殺害したため、この時は美杉家に戻った。 ギルスとの戦闘でのショックで、一度は失っていた記憶を取り戻した際はトリニティフォームに変身した。がまた記憶喪失となる。水のエル強化体との戦いで気絶した際に完全に全ての記憶を取り戻した。本人は哲也と名乗るが美杉家の面々などからは翔一と呼ばれ続けた。実験で強制的にアギトを覚醒させられた姉・雪菜の伸幸殺害時に居合わせ、真魚に誤解させるが事なきを得る。 アンノウンを統率する神・闇の青年「斗真」にアギトのパワーを奪われた際は青年を素手で倒し、パワーを取り戻した。 美杉家を離れ、恩師の「倉本」のレストランに住み込みで働くようになり、アギト化をする少女・「岡村可奈」と出会い彼女を救った。 アンノウンと闇の青年「斗真」との最後の戦いが終わって1年後は自分のレストラン「AGITΩ」(アギト)を開店した。 TVスペシャル「新たなる変身」ではバーニングフォームで暴走して、彼を診察した心理学者・「国枝東」や真魚を襲い、東に諭されている。 劇場版「PROJECT G4」では真魚の予知能力でクイーンアントロード フォルミカ・レギアに殺される未来を回避。その後の真魚は予知夢で「沢木哲也」(本名は津上翔一)の目の前で闇の青年「斗真」に彼が殺される場面を見る。 【関連するページ】 アンノウン 仮面ライダーアギト 仮面ライダーアギト グランドフォーム 賀集利樹
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【種別】 仮面ライダー 仮面ライダークウガ 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダークウガ(平成第1作) 【名前】 仮面ライダークウガ タイタンフォーム 【よみがな】 かめんらいだーくうが たいたんふぉーむ 【変身】 小野寺ユウスケ 【身長】 200センチ 【体重】 110キロ 【パンチ力】 約7トン 【キック力】 約10トン 【ジャンプ力】 ひと跳び10メートル 【走力】 100メートルを7.2秒 【9つの世界】 クウガの世界 キバの世界(ディケイドのフォームライド) 【新たな世界】 アマゾンの世界 【声の出演】 村井良大 【スーツアクター】 伊藤教人(未) (JAE) 【登場話】 第2話、第4話、第29話 ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー【超】スピンオフ 【変身フォーム】 仮面ライダークウガ仮面ライダークウガ グローイングフォーム 仮面ライダークウガ マイティフォーム 仮面ライダークウガ ドラゴンフォーム 仮面ライダークウガ ペガサスフォーム 仮面ライダークウガ タイタンフォーム 仮面ライダークウガ アルティメットフォーム 仮面ライダークウガ ライジングアルティメット 【特徴】 「超変身!」の掛け声でフォームチェンジするクウガの特殊形態である「紫のクウガ」。その名の通り、体色は紫色をベースにしている。リント語で「紫の戦士」。 体中に張り巡らされている生体鎧で敵の攻撃力を軽減させる能力を持つため、クウガが変身するどのフォームよりも防御力に優れているのが特徴であり、長所でもある。 防御力と引き換えに俊敏性が失われていると誤解されやすいが、これはオリジナルのクウガの物語において行われた防御力を生かして攻撃を避けずに受け続けながらも進撃するという戦法の影響であり、タイタンフォーム自体は決して鈍足というわけではない。 武器は剣状の物質、またはリント語で「切り裂くもの」と呼ばれる・剣状の形の物質から作られる範囲が長く、威力が他の武装よりも高い大剣「タイタンソード」を武器に戦う。そのため、防御力だけではなく攻撃力にも優れているといえる。 必殺技はタイタンソードに封印エネルギーを込めて敵を突き刺す「カラミティタイタン」だが、劇中ではこの技で敵を倒していない。 【関連するページ】 カラミティタイタン クウガの世界 ゴ・ジャラジ・ダ ゴ・バベル・ダ フォームライド フォームライド クウガタイタン マンティスロード プロフェタ・クルエントゥス メ・ビラン・ギ 仮面ライダー 仮面ライダークウガ 仮面ライダークウガ アルティメットフォーム 仮面ライダークウガ グローイングフォーム 仮面ライダークウガ ドラゴンフォーム 仮面ライダークウガ ペガサスフォーム 仮面ライダークウガ マイティフォーム 仮面ライダークウガ ライジングアルティメット 仮面ライダークウガ(平成第1作) 仮面ライダーディケイド 第29話登場ライダー 第2話登場ライダー 第4話
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ライダーシリーズで敵対する勢力に登場する動物・植物・機械の能力を持つ人間の力をはるかにこえる強力な力を持つ怪物。 主に人間がベースとなり超人的な能力を持つ。そんな能力を持ったためにその力を悪用する者、苦悩する者、とまどう者などの心理がドラマになる事もある。 ただし、怪人が人間をベースとしないシリーズもある。初代仮面ライダーで使用された要素として何らかの形でシリーズに使われている。 平成シリーズではシリーズごとに怪人らを総称する名称が存在している。 シリーズのドラマに初めて登場する怪人は、初代仮面ライダーの第1話が「怪人クモ男」だったためリスペクトの意味をこめてクモをモチーフにした怪人がよく登場している。その次はコウモリをモチーフにした怪人。(ちなみに、クモやコウモリは虫を捕食することが多く、それに勝つことで、モチーフとなる動植物の強さ=怪人やライダーの強さではないことも表している。) 本作、『仮面ライダーディケイド』は敵勢力の存在は匂わせていますが、固定の怪人の呼び名が不明であり、平成仮面ライダーシリーズを話のベースとしているため作品ごとに登場する怪人名が存在します。それぞれの世界での呼び名もありますが、初代シリーズ『仮面ライダー』での呼び方である「怪人」としてくくることにします。 公式にディケイドの物語に何らかの呼び名が登場、発表があった場合、その呼び名に移行します。9つの世界を崩壊させようとたくらむ勢力も物語に隠されているようで、今後の展開次第となります。 ※参考 テレビマガジンデラックス 仮面ライダーディケイドと9人のライダー超百科 仮面ライダーディケイドの物語に登場した怪人平成ライダーグロンギ (クウガ 登場怪人) アンノウン (アギト 登場怪人) ミラーモンスター (龍騎 登場怪人) オルフェノク (555 登場怪人) アンデッド (剣 登場怪人) 魔化魍 (響鬼 登場怪人) ワーム (カブト 登場怪人) イマジン (電王 登場怪人) オニ一族 (超・電王 登場怪人) ファンガイア (キバ 登場怪人) キバット族 (キバ 登場怪人) ドラン族 (キバ 登場怪人) アームズモンスター (キバ 登場怪人) ドーパント(未) (W 登場怪人) 昭和ライダー作品ショッカー怪人 (仮面ライダー 登場怪人) ゲルショッカー合成怪人 (仮面ライダー 登場怪人) デストロン(V3 登場組織)所属怪人 GOD機関幹部 (X 登場怪人) 秘密結社ゲドン(アマゾン 登場組織)所属怪人 ゴルゴム怪人 (BLACK 登場怪人) 怪魔戦士 (RX 登場怪人) ネオ生命体 (ZO 登場怪人) フォッグ幹部 (J 登場怪人) その他の怪人 ライダー作品以外の作品外道衆 (シンケンジャー 登場怪人) 大ショッカー(ディケイド 登場組織)所属怪人 仮面ライダーディケイドの物語に登場した怪人 ★マーク付きはディケイドオリジナル怪人 平成ライダー グロンギ (クウガ 登場怪人) ★ン・ガミオ・ゼダ ズ・グムン・バ ズ・メビオ・ダ メ・バヂス・バ ズ・ザイン・ダ メ・ビラン・ギ メ・ギャリド・ギ メ・ガドラ・ダ メ・ギノガ・デ メ・ガルメ・レ メ・ガリマ・バ ゴ・ブウロ・グ ゴ・ベミウ・ギ ゴ・ジャラジ・ダ ズ・ゴオマ・グ 究極体(未) ゴ・ガドル・バ ゴ・ジャーザ・ギ ゴ・バベル・ダ ラ・ドルド・グ アンノウン (アギト 登場怪人) ★バッファローロード タウルス・バリスタ スコーピオンロード レイウルス・アクティア クラブロード クルスタータ・パレオ(未) マンティスロード プロフェタ・クルエントゥス ファルコンロード ウォルクリス・ファルコ(未) アントロード フォルミカ・ペデス クイーンアントロード フォルミカ・レギア ミラーモンスター (龍騎 登場怪人) 無双龍ドラグレッダー 闇の翼ダークウイング メガゼール ギガゼール ボルキャンサー ゼブラスカル・アイアン 鋼の巨人マグナギガ ゲルニュート(本作では、後述するオニ一族に捕獲されたミラーモンスターとして登場) ガルドサンダー オメガゼール ネガゼール アビスハンマー アビスラッシャー★アビソドン デストワイルダー マガゼール サイコローグ シアゴーストレイドラグーン ハイドラグーン 暗黒龍ドラグブラッカー ソロスパイダー オルフェノク (555 登場怪人) ★タイガーオルフェノク オックスオルフェノク センチピードオルフェノク ロブスターオルフェノク スコーピオンオルフェノク ドルフィンオルフェノク ワームオルフェノク スティンクバグオルフェノク ライノセラスビートルオルフェノク ドラゴンオルフェノク ウルフオルフェノク オクトパスオルフェノク ピジョンオルフェノク オクラオルフェノク フリルドリザードオルフェノク アークオルフェノク バタフライオルフェノク ジラフオルフェノク ロングホーンオルフェノク ペリカンオルフェノク ワイルドボアオルフェノク スラッグオルフェノク アンデッド (剣 登場怪人) ★パラドキサアンデッド ★※ボスローチ ディアーアンデッド カプリコーンアンデッド イーグルアンデッド エレファントアンデッド バッファローアンデッド ペッカーアンデッド スカラベアンデッド コーカサスビートルアンデッド ジョーカー タイガーアンデッド ギラファアンデッド リザードアンデッド ティターン ※ダークローチ スキッドアンデッド ※巨大邪神14 ※正確にはアンデッドと記載されていないが、アンデッド(不死生物)として解説されている。 魔化魍 (響鬼 登場怪人) ★牛鬼 怪童子(未) バケガニ★バケガニ変異体 イッタンモメン オオアリ ウブメ アミキリ カッパ バケネコ テング ヨブコ コダマ(未) ヒトツミ ワーム (カブト 登場怪人) ★フィロキセラワーム (仮面ライダーG登場怪人) サナギ体 コレオプテラワーム・アエネウス コレオプテラワーム・クロセウス コレオプテラワーム・アージェンタム セクティオワーム セクティオワーム・アクエレ セパルチュラワーム ブラキペルマワーム・ビリディス ブラキペルマワーム・オーランタム タランテスワーム・パープラ ジオフィリドワーム キュレックスワーム シシーラワーム サブストワーム カッシスワーム・クリペウス カンポノタスワーム・マキシラ ※仮面ライダーGのみに登場したワーム アキャリナワーム コキリアワーム イマジン (電王 登場怪人) ★アリゲーターイマジン モモタロス ウラタロス キンタロス リュウタロス ジーク デネブ バットイマジン ホエールイマジン スコーピオンイマジン スパイダーイマジン ゲッコーイマジン コブライマジン(未) アルビノレオイマジン モールイマジン オニ一族 (超・電王 登場怪人) ゲルニュート(元はミラーモンスター) ファンガイア (キバ 登場怪人) ★ビートルファンガイア ★ソーンファンガイア ※★スーパーアポロガイスト スパイダーファンガイア ライオンファンガイア シャークファンガイア ウォートホッグファンガイア ムースファンガイア ホースフライファンガイア スワローテイルファンガイア ラットファンガイア マンティスファンガイア シームーンファンガイア サンゲイザーファンガイア シルクモスファンガイア バットファンガイア・リボーン ※ファンガイアの特性を持つためここに記載する。 キバット族 (キバ 登場怪人) ★キバーラ キバットバットⅢ世 キバットバットⅡ世 ドラン族 (キバ 登場怪人) キャッスルドラン アームズモンスター (キバ 登場怪人) ガルル バッシャー ドッガ ドーパント(未) (W 登場怪人) ダミー・ドーパント(未) 昭和ライダー作品 ショッカー怪人 (仮面ライダー 登場怪人) 蜂女(未) ゾル大佐(未) 死神博士 ★スーパー死神博士(未)イカデビル 地獄大使ガラガランダ ジャガーマン(未) 毒トカゲ男(未) ザンジオー(未) シオマネキング ショッカー戦闘員(骨戦闘員) ショッカー科学者(白戦闘員) ゲルショッカー合成怪人 (仮面ライダー 登場怪人) ガニコウモル ヒルカメレオン(未) デストロン(V3 登場組織)所属怪人 デストロン戦闘員 GOD機関幹部 (X 登場怪人) アポロガイスト★スーパーアポロガイスト キングダーク 秘密結社ゲドン(アマゾン 登場組織)所属怪人 ★十面鬼ユム・キミル ゴルゴム怪人 (BLACK 登場怪人) 大神官ビシュム サイ怪人 怪魔戦士 (RX 登場怪人) ★シュバリアン ジャーク将軍 戦闘員チャップ ネオ生命体 (ZO 登場怪人) ドラス ★ネオ生命体(スーパーショッカー)(未) フォッグ幹部 (J 登場怪人) ガライ その他の怪人 ★てれびバエくん ★マンモスメカ(未) ★アルティメットD(未) ライダー作品以外の作品 外道衆 (シンケンジャー 登場怪人) ★チノマナコ★チノマナコ ディエンド変身態 骨のシタリ ナナシ連中 スス木霊 大ショッカー(ディケイド 登場組織)所属怪人 【ショッカー怪人】 ショッカー戦闘員(骨戦闘員) ショッカー科学者(白戦闘員) 【神話怪人】 アポロガイスト★スーパーアポロガイスト 【ゲドン】 ★十面鬼ユム・キミル 【ゴルゴム怪人】 サイ怪人 【怪魔戦士】 ★シュバリアン 戦闘員チャップ 【グロンギ】 ゴ・ジャラジ・ダ 【アンノウン】 ★バッファローロード タウルス・バリスタ マンティスロード プロフェタ・クルエントゥス アントロード フォルミカ・ペデス クイーンアントロード フォルミカ・レギア 【オルフェノク】 ★タイガーオルフェノク オックスオルフェノク センチピードオルフェノク ワームオルフェノク ドラゴンオルフェノク フリルドリザードオルフェノク アークオルフェノク 【アンデッド】 ★パラドキサアンデッド ディアーアンデッド エレファントアンデッド バッファローアンデッド スカラベアンデッド ギラファアンデッド リザードアンデッド ダークローチ 【魔化魍】 バケネコ ヨブコ 【ワーム】 ★フィロキセラワーム コレオプテラワーム・クロセウス コレオプテラワーム・アージェンタム ブラキペルマワーム・ビリディス ブラキペルマワーム・オーランタム タランテスワーム・パープラ ジオフィリドワーム カンポノタスワーム・マキシラ 【イマジン】 ★アリゲーターイマジン スコーピオンイマジン アルビノレオイマジン モールイマジン 【ファンガイア】 ★ソーンファンガイア ★スーパーアポロガイスト ★ビートルファンガイア ライオンファンガイア シャークファンガイア ムースファンガイア ホースフライファンガイア スワローテイルファンガイア マンティスファンガイア ラットファンガイア シームーンファンガイア シルクモスファンガイア 【その他】 ★てれびバエくん その他の所属怪人はオールライダー対大ショッカー登場怪人を参照
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【種別】 仮面ライダー 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダーアギト(平成第2作) 劇場版登場仮面ライダー 【名前】 仮面ライダーG4 【よみがな】 かめんらいだーじーふぉー 【変身】 ? 【身長】 198センチ 【体重】 187キロ 【パンチ力】 約4トン 【キック力】 約13トン 【ジャンプ力】 25メートル 【走力】 100メートルを7.5秒 【9つの世界】 アギトの世界 【声の出演】 塩野勝美 (第1話) 【スーツアクター】 【登場話】 第1話、第2話 ネット版 仮面ライダーディケイド オールライダー【超】スピンオフ 【ディケイドの物語】 第1話、第2話 光夏海が見た、予知夢で戦う仮面ライダーとして登場。仮面ライダーディケイドと戦っていたが、この夢が何であるのかは不明。 アギトの世界 G4の性能と全く同じシステムをプログラミングされているといわれているチップ・G4チップが登場した。 【オリジナルのアギトの物語】 オリジナルでは平成仮面ライダーシリーズ 第2作でシリーズ初の『仮面ライダーアギト』の劇場版、『仮面ライダーアギト PROJECT G4』に登場した。元陸上自衛隊三等陸尉「水城史朗」がこの特殊強化服を装着して変身する。 正式名称は、「GENERETION-4」。第4世代型強化外骨格および強化外筋システム。 G3システムには収められなかった技術・機能を搭載した「第4世代計画(G-4計画)」の計画の一つで警視庁の天才「小沢澄子」が設計・開発し、元々ペーパープランだったもの。G3-XでのAIの機能の問題やその能力が装着者を死に至らしめる危険と判断し封印していたシステムがこのG4である。この計画はTVシリーズでのOPの映像に計画書が登場しており番組初期から登場が噂されていた。これを盗んだ自衛官「深海理沙」の実験により生み出され、水城以前にも多くの死者を出す結果となった。 外見はG3-Xに酷似しているが、「G4 PROJECT」によって超能力者「風谷真魚」から予知能力を手に入れた水城の技能と、G4のスーツにプログラムされている非常に高い戦闘能力を持ち合わせているため仮面ライダーアギトでさえ基本フォームでは歯が立たないほど。 装着者の意思や運動能力を無視し、内蔵されたAIが常にその場で最善とされる行動を行うため、それを着用する者には非常に高い負荷がかかる。使用し続けると装着者を死に至らしめる危険なシステムであるため設計者である小沢も設計の段階で破棄していた。なお、誰かがG4システムを着用さえしていればAIが勝手に運用するため最悪装着者が死亡していたとしても活動することは可能。 専用武器は同じ特殊強化服である仮面ライダー「仮面ライダーG3」の専用武器「GM-01 スコーピオン」の強化型である銃「GM-01改 4式」と、巨大な4連装ミサイルランチャー「ギガント」である、このギガントは約30tの威力があり、一瞬で複数のアンノウンを倒すことができる。 【関連するページ】 G4チップ アタックライド ギガント アントロード フォルミカ・ペデス ライダー大戦 仮面ライダー 仮面ライダークウガ 仮面ライダーディケイド 激情態 劇場版 仮面ライダーディケイド 完結編 塩野勝美 第1話 第1話登場ライダー 警視庁
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登録日:2010/01/13 Wed 02 27 49 更新日:2024/03/07 Thu 12 32 45NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 オバケ太郎 キング キング・オブ・ヴァンパイア!! コメント欄ログ化項目 ネガティブ バイオリン マイナス思考 リア充 不幸の連続 主人公 井上キャラ 仮面ライダー 仮面ライダーキバ 仮面ライダーディケイド 仮面ライダー主人公 僕は友達が少ない 卑屈 名護さんは最高です! 子持ちライダー 平成ライダー 引きこもり 引きこもり→実はリア充 後向きな考えに前向き 悲劇の主人公 数奇な運命を背負った男 本編後に父親になったライダー 瀬戸康史 紅渡 苦労人 苦悩の連続 茶髪 草食系ライダー 語り部 人間は、みんな音楽…… 紅(くれない)渡(わたる)とは、『仮面ライダーキバ』の主人公で、劇中きっての苦労人である。 演:瀬戸康史 概要 首にストールを巻いている20歳の青年。 引き篭もり(気味のバイオリン職人)からスタートという、世にも珍しいライダー。 亡き父・紅音也が残したバイオリン『ブラッディローズ』の音色に導かれるように、人間を襲うファンガイアとの戦いに身を投じていく。 キバへの変身能力は第1話開始以前から持っていたようで、この手のライダーにしては珍しく、初変身についてのエピソードは特に語られていない。 自分が「この世アレルギー」だと思い込み、長年家に引き篭もっていたので周囲から『オバケ太郎』と呼ばれるほどのかなりの世間知らずである。 ……が、第1話で早速この設定は麻生恵にブッ飛ばされ、不審者スタイルで魚の骨(バイオリンのニスに利用するために色んな物を集めている)を持って行ったところを不審がられ、 そのまま彼女にカフェ・マル・ダムールに連行、説教のコンボを喰らっていた。 性格は歴代主人公の中でもかなり内向的な部類に入る。ぶっちゃけ暗い。 純粋で優しい分、人一倍傷つきやすく、何かしら悩みを抱えていることが多く、また後向きな考えに積極的に動く事が多い。 また、非常に口下手で間も悪い事が災いし、753に嫌われたりジンジンな友人がやさぐれる切っ掛けを作ったり等、トラブルに巻き込まれる事が多い。 周りの人間に恵まれてないとも言えるが…(特に中盤の健吾) 実際、人間関係は本編でもトップクラスに複雑であり、終盤でもガンガン悩みの種がリロードされていった。 井上先生はホンマに容赦のない人やで… ただ、「渡のお母さん」として面倒をみてくれる野村静香には心を開いており、彼女とは普通に話せる。たぶん一番の理解者。 名護さんが犯罪者を華麗に捉えた光景を見てすぐに弟子入りを申し込むなど、感化されやすい性格でもある。 「だって…名護さん…最高だから…」 「聞こえないな。もっと大きな声で言いなさい」 「名護さんは最高です!弟子にしてください!」 大事なことなので二回言いました。 そんな彼だが、変身時には中の人の演技力もあって目つきが変わる。戦闘中は変身前の弱々しい面影は全くなく、カッコいい掛け声を発しながら果敢にファンガイアに立ち向かう。 戦闘スタイルはフォームによって変わるが特にキバフォーム時はわかりやすく攻撃的であり、馬乗りになってひたすら殴るなど本当に容赦しない。 また本気で怒った場合や機嫌が悪い場合にはどういうわけかドッガハンマーを引き摺って相手の処刑に向かうことが多い。 その様子はまさに死神である。 とりわけ、フォームチェンジ後のアフレコは瀬戸氏の演技力が光るシーンとなっており、必聴。 上述の通り戦闘のセンス自体は悪くないものの、初期のほうは大体2話完結な話の都合上、なんだかんだで敵に逃げられるか753に邪魔されることが多く、 少なくともエンペラーフォームが登場するまでの戦績はあまり良くないこともありイマイチ強いイメージがない。 ちなみに筋トレを始めた時期に腕立ては10回しかできないことが判明。あんな風に戦ってたら嫌でも筋肉つくはずなのだが…。 講談社キャラクター文庫刊『小説 仮面ライダーキバ』では、TVシリーズでは謎だった渡の経済事情やこの世アレルギーの真相が明らかになる。 静香に異性としての好意を抱いたり、その好意をファンガイアとしての食人本能と勘違いして苦悩するなど、一歩踏み込んだ内面描写も。 この世アレルギーを克服した後は積極的に社会と繋がることを楽しむようになり、バイトを掛け持ちするようになるなど、TV版と比べるとやや前向きな性格となっている。 劇場版では民生委員の勧めで何故か高校に入学する事に。 自分の犯行をアンノウンになすりつけた刑事によく似た教師のクラスに入り、エロい声の将棋部員に惨敗したり、どう見てもはしゃいでるOBにしか見えない現役サッカー部員の顔面にスパイクをシュートしたりと稀有な学園生活を送った。 素性 彼の正体は人間とファンガイアとの間に生まれたハーフファンガイア(父親は音也、母は元ファンガイアのクイーンである真夜)。 劇中ではファンガイア形態は見せなかったが、変身する仮面ライダーキバや変身道具のキバットバット三世が蝙蝠であることや、エンペラーフォーム飛翔体についてデザイナーは「紅渡のファンガイア形態のつもりでデザインした」と証言していることから、蝙蝠のファンガイアになるのはほぼ間違いないと思われる。 両親が2人ともヴァイオリン演奏の達人であるためか、彼のセンスと腕もかなりのもの。 さらに母から授かったヴァイオリン製作のセンスも高く、作ったヴァイオリンの販売・修繕もしている(*1)ので、一応ニートではない。 隠れた名工としてその道の人には名が通っているらしい。 ただし、何の因果か、そのセンスを理解してくれた相手の殆どがファンガイアだったというオチなのがなんとも……。 劇中での活躍 主人公らしく戦闘シーンは多いが、よくショッキングな出来事に遭う為、たまに戦闘を放棄する。 しかし、周囲の人や経験によってそれを乗り越え徐々に成長していった。 だがある日、旧友の太牙がファンガイアのキング、渡とは友達以上で恋人未満の深央が現代のクイーンであることを同時に知り、 さらにその後、太牙が種違いの兄だと知る。 三角関係と自分が敵対する種族の狭間にある事に更に深く苦悩する。 さらに味方だと思っていた嶋や健吾から攻撃を受け、そのショックでキバット達を閉じ込め引きこもった。 周囲を拒絶するが、夢の中で真夜と再会、両種族に共通する魂の重要性を諭され、 人とファンガイアの架け橋となる為に戦う事を決意、嶋達とも和解する。 改心して怪我乗り越えてまで説得した健吾涙目。 でも、健吾とはまた友達になった。 しかしその後、太牙との戦闘中に深央が死亡してしまい、傷ついた彼はそれを自分が存在するからだと自らを責めるあまり、 次狼の計らいで過去に飛んだ際に父・音也と母・真夜を別れさせて自分が生まれないようにしようとする。ノリノリでコスプレしてる姿は必見。 しかし、文字通り命懸けで戦う音也の姿を見た渡は両親の自分への想いを受け止め、深央の亡骸に宿った深央の想いを知り悲しみを乗り越えた。 そして音也と共に過去のキングを倒し、赤ん坊の頃の太牙と真夜を守った。 父と別れ現代に帰った後は心身共に見違える程に成長し、生身でファンガイアと渡り合い眼光の威圧だけで敵を追い払えるようになった。 そして終盤、 ここに宣言する!僕がファンガイアの新しいキングだ!!文句がある者は全力でかかって来い!ファンガイアの掟は力の掟。強き者が全てを支配する!! 現代に戻った渡は太牙からキングの座を奪う。 だがそれは青空の会の嶋に頼まれ、また自分で望んだこと。キングの座を狙うファンガイアから兄・太牙を守るためであった。 しかし、この頃の太牙は渡や深央への対応が原因で周囲との亀裂が深まりつつあり、折悪くそのタイミングで渡がキングの座を奪ってしまったことで孤立。結果、真夜に闇のキバの鎧の譲渡を迫るも拒絶され、彼女を手にかけた直後の悲しみに引かれたキバットバットⅡ世からダークキバの力を授かり、再び渡に戦いを挑んで来た。 キバ同士のぶつかり合いは互角に推移するが、離反したビショップや復活した先代キングの登場による混乱の中兄弟は和解、先代キングとの決戦に臨む。 その後、重傷を負いながらも生きていた真夜の見守る中、最大最後の兄弟喧嘩に興じて全てを清算した。 それから時が過ぎて名護さんと恵みんの結婚式でバイオリンを披露しようとしたが、そこでなんと未来から自分の息子、『紅正夫』がやってきた。 渡は名護さん、太牙、正夫と共に未来からやってきた新たな敵『ネオファンガイア』と戦うことを決意し変身する。 「正夫、アレなに…?」 『仮面ライダーディケイド』 9つの世界に9人の仮面ライダーが生まれました。それは別々の物語… しかし今、物語が融合し、そのために世界がひとつになろうとしています。 やがて、すべての世界は消滅します。 ディケイド…あなたは9つの世界を旅しなければいけません。 あなたは全ての仮面ライダーを破壊する者です。 創造は破壊からしか生まれませんからね……残念ですが。 インフォーマーとして登場(一応、新番組予告で渡が出ることは視聴者にも知られていた)。 ディケイドによる創造と破壊、世界崩壊の真相を知っていた数少ない一人。 が、登場するや否や指パッチンで時を止めたり、キバに変身することなく逆さまの状態で悠々と歩いた挙句、 〆にはまるで意味の分からないことだけ言ってそのまま消えたりと、色んな意味で視聴者の度肝を抜いた。 第1話で門矢士に世界の崩壊していく様を見せつけ、それを止めるために旅をするよう伝える。 その後は登場せず、そのままフェードアウトかと思われたが、最終回で再び登場。 スーパーアポロガイストを倒してめでたしめでたし…と思いきや、光夏海の不穏な回想、そしてキバ(ワタル)、響鬼(アスム)が消滅。 士達が動揺してると、突然謎の声がどこからか告げる。 ディケイドの存在が、キバと響鬼の世界を消し去ったのです。 動揺する士。振り向くと、また世界が変わっている…。そして例によってなんの説明もなくゆっくり歩きながら再登場。 あなたは全ての仮面ライダーを破壊しなければならなかった。だが仲間にしてしまった。それは、大きな過ちでした。 今から僕の仲間が、あなたの旅を終わらせます。 そう言い放つや否や、彼はキバに変身すると、士に襲い掛かり……。 このように、今作の彼は非常に謎が多い存在として描かれている。 前述のように神のような能力はもちろん、投げかけられた質問(士が旅をしなければならない理由)にも曖昧な発言で終わらせてそのまま消えるなど、伏線も全くなく、最初から最後まで謎のままだった。 加えて、リ・イマジネーションとはいえ、ライダーが消滅していく様にも平然としており、人としての温かみが感じられないような表情などから、彼もまたリ・イマジネーションの渡なのでは…… と言われていたが、瀬戸氏曰く「『ディケイド』の渡は本編から数年後をイメージして演じたため、少し性格が変わった」とのこと。 完全な公式設定とは言えないが、ほぼ同一人物と見て間違いないだろうマジで何があったの……。 その後、映画『仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010』の『仮面ライダーディケイド 完結編』にも登場。 士が倒れ、世界が元通りになっていく様を満足気に眺めながら、有名なあのセリフで夏海とファンを絶望させる。 ディケイドに……物語はありません。 ▷ 『ディケイド』における渡と、士との関連についての考察 『ディケイド』のシナリオが終盤に来て混乱していることもあり、渡の真意は非常につかみづらい。 だが、状況や言動からうかがい知れることはある。 まず、最初に士に接触した際のセリフを裏返すと、記憶を失う前の士に一度接触し、協力を取り付けていたらしいことがうかがえる(世界の融合が起き始めるタイミングを掴んでおり、士が「世界を破壊する」旅に出るのはその日だと伝えていたと思われる)。 そして終盤、夏海と海東に対して「ライダーの物語は時と共に消滅する運命でした。しかしディケイドと戦うことで人々の記憶に留まり、再び物語を紡ぐことができました」と告げているが、 第1話での士への発言、そして世界の融合による消滅を踏まえると、渡の視点では、 個々の世界=その世界に生まれたライダーの物語 それらは1:1で対応する関係性である ことが読み取れる。 士を送り出した理由は恐らく、物語が終わった=放送が終了したことで人々=視聴者の記憶から消える運命にあった『仮面ライダークウガ』~『キバ』の物語の枠組みを強固とし、 それらを繋ぐ新しい物語、つまりは9大ライダーのクロスオーバーを展開するための「共通の敵」としてディケイドを位置づけることにあったと思われる(*2)。 しかしこの場合、2年前の『仮面ライダー電王』はともかく、直前の『キバ』の物語が記憶から消えるということの説明がつかない。 逆に『電王』は当初の脚本では「原典と同じ世界」だったが、これは放送が終了しても映画が作られるほど人気が高い=人々の記憶から消えにくいということを表しているのかもしれない。 A.R.WORLDは原典の世界を解体・再構築し、その物語の核の部分を記号化させたものだが、わざわざ原典ではなくこちらを破壊させようとしたのは、文字通り「創造の前には破壊が必要」だからだろう。 原典を「破壊」し、A.R.WORLDを「創造」する。そして、リ・イマジネーションされた9大ライダーの物語を破壊し、共通の敵という自身の存在によって一つに繋げる。 それこそ、仮面ライダーディケイドに本来与えられた「全てを破壊し、全てを繋ぐ」役割だった。 しかし、『ディケイド』本編を見ればわかるように、旅に出た士が実際に成したことはそれとは逆。 A.R.WORLDそれぞれの物語に介入しつつも主導を奪うことはなく、それぞれの世界のライダー達に手を貸すことで物語を完成させ、自身は「通りすがりの仮面ライダー」として振る舞っていた。 その結果、実際に仮面ライダーが破壊された+そもそもこの現象に関わりがない『シンケンジャーの世界』を除き、A.R.WORLDは仮面ライダーの存在を残したまま、それぞれの仲間となったディケイドによって繋がった。 それにより、「通りすがり=共通の異物」であるディケイドに引きずられる形で互いに接近、融合崩壊を始めてしまった。 渡が終盤で他のライダーと共にディケイドに敵対したのは、本来想定していた「リ・イマジネーションライダーの破壊と、それに伴う新たな物語の創造」が烏有に帰したことで、自身を含む原典側のライダーで同じことを実行しようと決めたからだろう。 つまり、この場にいる平成ライダー達は最初からディケイドに倒され、破壊される覚悟で立ち向かっていったのである。 「世界の破壊者」「全てを破壊」などと謳われながらそれらしい挙動を士が見せなかったこと、それ自体が大掛かりな伏線となっていた。 最終的に激情態と化したディケイドにより全てのライダーは破壊され、そのディケイドも仮面ライダーキバーラの力を得た夏海の手で倒されたことでライダー達とその世界は復活し、「破壊と創造」は完遂された。 だが、肝心のディケイドは本来「異なる世界を繋ぐ」ための存在であり、士個人の物語は存在しない。 ともあれこの時点で渡の目的は完遂されたわけだが、知っての通り『ディケイド』の物語には続きがある。 リ・イマジネーションライダーやユウスケを始めとする仲間達の存在により復活した士は、対峙した鳴滝を前に「世界を巡る終わらない旅こそが、ここから始まるディケイドの物語」と定義し、仮面ライダーディケイドに変身した。 この時を以てディケイドは「ライダーの敵」から、人々の尊厳と自由を守る「仮面ライダー」となった。 渡の想定ではそれぞれの作品の枠組みはそのまま強固となるはずだったが、存続したライダー達の世界はA.R.WORLDを介して共通項となったディケイドが橋を架けたことにより、 1:1の関係性が破壊され、「平成ライダーシリーズ」というより大きな枠組みが創造された。 映画『仮面ライダー×スーパー戦隊 スーパーヒーロー大戦』や『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』での共闘はそれによって実現したものでなのかもしれない。 ディケイドはもはや個々の物語を繋げるための敵ではなく「平成ライダー10号」であり、同じ平成ライダーの名を持つことによって、渡の想定とは異なる形でライダー達の物語は繋がり、違った形で永遠となったのだ。 そしてここから10年後。 「創造は破壊からしか生まれない」という渡の言葉に倣うかのように、平成を統べる仮面ライダーの王が、全てを破壊し、全てを創造するための決断を下すことになる……。 「追記・修正行くよ、キバット!」 「キバッていくぜ!!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 コメントログ ↑勝手に渡に愛想が尽きた扱いするのはさすがに失礼だと思うんだが -- 名無しさん (2014-09-28 00 12 25) え?瀬戸君は自分が見たアニメの鬱展開をエンペラーフォームになってぶち壊す妄想してるよ? -- 名無しさん (2014-09-28 00 34 43) ↑Supernovaをバックにシャルロッテを惨殺するキバを想像したわ -- 名無しさん (2014-10-08 20 49 14) 「単身で国を滅ぼす」「核の爆心地にいても無傷」とか地味に平成最強クラスのライダーだと思う。必殺技も仮面ライダー最高スケールの月蹴り返しとか描写もそれなりに強いし。 -- 名無しさん (2014-10-09 19 03 02) ↑それでも「ダークキバより性能抑えた」というイカレっぷり -- 名無しさん (2015-07-25 03 20 41) ↑一体誰と戦うつもりだったんだファンガイア…。最もそれが為に、劇中で種族最後の一人が三体もいて、ルークがイカれた原因かもしれないが -- 名無しすん (2015-08-13 22 25 29) ↑誰って……ファンガイアが鎧を作ったのは13魔族の頂点に立とうと起こした戦争だからだよ。ダキバに関してはそれまで負けなしだったファンガイアが生物としてのポテンシャルの全てで負けてる劇場版に出てきたレジェンドルガを完全に絶滅させるための最終兵器だったんだよ -- (2015-08-23 02 22 44) そういえば、渡は過去キンや太牙のように「ファンガイアとしての姿」を持っているのだろうか。「飛翔態」がそれか? -- 名無しさん (2015-08-24 21 26 35) ↑そう、渡のファンガイア態は飛翔態 -- (2015-08-24 23 06 55) ↑やはりそうだったか。返答、ありがとう。 -- 名無しさん (2015-08-25 00 10 27) ちなみに飛翔態は上級ファンガイアと人間のハーフだけが変身できる伝説上の存在で純潔を誇りにしてるファンガイアから忌み嫌われてたり下手したら暴走する形態でもし暴走したらキバットが自身犠牲する覚悟で渡と一緒に死ぬために体にしがみついてるとかめっちゃ重い設定だったりする -- 名無しさん (2015-09-10 22 52 50) ディケイドに物語はありません これなんだったのほんと -- 名無しさん (2015-12-02 19 21 14) ↑ ディケイドという作品を超皮肉った一種のメタ発言。ディケイドはあくまでライダーから離れてしまったファンを呼び戻す為の物でしかない、だから物語として成立させる必要はない という意味 -- 名無しさん (2015-12-02 20 03 49) 嶋護って謝ってなくね? -- 名無しさん (2016-01-09 05 33 33) ↑(尺の無い中大急ぎで)フォローは入れてたとは思う。手作りのオムライスは不器用ながらも井上脚本らしい詫びの入れ方でけっこう気に入ってる。 -- 名無しさん (2016-01-09 10 04 08) ↑なるほどね。そういう捉え方もあるのか。 -- 名無しさん (2016-01-12 08 55 44) プロも来るほどの知る人ぞ知る名バイオリン職人だし地味に平成ライダーでも上位の稼ぎ 財産もちな気がする -- 名無しさん (2016-03-02 11 42 41) 異種族と人間のハーフ同士ミラーマンの鏡京太郎と仲良くなりそう -- 名無しさん (2016-07-09 20 40 09) ↑2 真夜の隠し財産(小さい国の国家予算並)があるから金持ちという意味では一二を争う -- (2016-07-09 20 53 53) ディケイドの渡は最後まで味方としてやってほしかった。なんで最終回で敵になっちゃうのかね? -- 名無しさん (2016-08-09 16 33 43) ディケイドの渡は個人的に同一人物とは思いたくないな...。少なくとも『前作の主人公』って記号以上の存在ではない。 -- 名無しさん (2017-02-07 21 28 51) ↑7 オムライスって音也の好物なんだと知ってジーンときた あのシーン -- 名無しさん (2017-04-27 23 18 13) 最近キバ見始めたけど渡の「変身」の言い方好きだわ、なんかダークな感じが -- 名無しさん (2018-01-09 18 11 16) 他の原典ライダーもそうだけどディケイドの渡は大ショッカーに操られてたんじゃないだろうか?MOVIE大戦の鳴滝だって洗脳されてたって説があるんだし。大ショッカーの一部のメンバー(月影?)が原典ライダーを洗脳して士にリマジライダーを倒させるよう仕向けさせたとか。それでリマジライダーがいなくなった世界を大ショッカーが征服するって作戦だったのかも -- 名無しさん (2018-02-08 20 35 33) 親世代が原因となって内向的な性格になって、怒涛のように悩みの種がリロードされていく様はエヴァのシンジくんを髣髴とさせる。シンジくんとの唯一の違いは「親世代は奔放に生きたが根はマトモだった」って点か -- 名無しさん (2019-01-16 10 41 02) ディケイド見てた当時はずっと渡の偽者かと思ってたけどマジで何があったの… -- 名無しさん (2019-03-12 19 27 27) ディケイド1話で言った「創造と破壊」という言葉は10年後、最後の平成ライダーにして時の王の最終話にてオーマジオウも発言。10年かかって回収されたのか -- 名無しさん (2019-12-28 23 11 56) コメント欄のログ化を提案します。 -- 名無しさん (2020-05-07 09 28 15) 現在では演者が風都の探偵も顔負けな霊媒?探偵に変態シスコン野郎と言われてしまう。 -- (名無しさん) 2022-11-30 00 55 42 ぼっちくん -- (名無しさん) 2023-03-09 14 50 41 名前 コメント すべてのコメントを見る
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【種別】 仮面ライダー 平成仮面ライダーシリーズ 仮面ライダー555(平成第4作) TVシリーズ・劇場版登場仮面ライダー 【名前】 ライオトルーパー 【よみがな】 らいおとるーぱー 【変身】 ? 【身長】 175~195センチ 【体重】 85~120キロ 【パンチ力】 2トン 【キック力】 4トン 【ジャンプ力】 ひと跳び25メートル 【走力】 100メートルを6.5秒 【9つの世界】 555の世界(スマートバックルのみ) 電王の世界(ディエンドの召喚) カブトの世界(ディエンドの召喚) 【新たな世界】 ディエンドの世界(ディエンドの召喚) ライダー大戦の世界(完結編) 【スーツアクター】 【声の出演】 【登場話】 第1話、第2話、第11話、第15話、第16話、第22話 劇場版 仮面ライダーディケイド 完結編 【ディケイドの物語】 第1話、第2話 光夏海が見た予知夢の中に登場。大規模部隊で登場して専用バイク「ジャイロアタッカー」、巨大バイク「ジェットスライガー」、飛行専用アタッチメント「フライングアタッカー」と様々なものに搭乗して、仮面ライダーディケイドと戦っていたが、この夢が何であるのかは不明。 しかし、ディケイドの攻撃によって専用マシンごと撃墜されるなど、結局全員敗れてしまった 555の世界 変身ベルト「スマートバックル」のみが登場した。スマートブレインハイスクールの破壊された校舎の瓦礫から仮面ライダーデルタの変身ベルト「デルタドライバー」、仮面ライダーサイガの変身ベルト「サイガドライバー」、仮面ライダーオーガの変身ベルト「オーガドライバー」と共に、海東によって発見された。 電王の世界 2008年12月30日の過去に海東大樹が変身する仮面ライダーディエンドの使用するライダーカード「カメンライド ライオトルーパー」で路上に3体召喚され、アリゲーターイマジンに攻撃を仕掛けた。 だが、アリゲーターイマジンが小野寺ユウスケに憑依したモモタロスが変身する仮面ライダー電王 ソードフォームから奪った専用武器・デンガッシャー・ソードモードの一振りによって全員消滅してしまった。 なお、1体ではなく3体召喚されたため、「カメンライド ライオトルーパー」ではなく、ディエンドライバーでの発言は「カメンライド ライオトルーパーズ」と複数形であった。 カブトの世界 海東が変身するディエンドによって廃工場に召喚されアラタが変身した仮面ライダーガタックに攻撃を仕掛ける。しかし、クロックアップを発動したガタックによって全員瞬殺されてしまった。 ディエンドの世界 海東が変身するディエンドによって路上に召喚され、見事8体のダークローチを専用武器・アクセレイガンで倒すことに成功している。 【オリジナルの555の物語】 TV、劇場版で共通している機能として仮面ライダーファイズ、仮面ライダーカイザ、仮面ライダーデルタと違い簡易量産型のため「フォトンブラッド」によるパワーの伝達機能がオミットされており装着するオルフェノクの能力に準じている。 TV版では多数の次世代製品を製作している大企業「スマートブレイン社」の地下にある「流星塾」校舎でスマートブレイン社の元社長「花形」(ゴートオルフェノク)がライダー騎兵用にひそかに開発していた量産型強化スーツであり、6体が製作された。 スマートブレイン社に所属してる社員達が変身ベルト「スマートバックル」(SB-RTB)の立ち上がっているスマートブレインのロゴ部分を下げることによって変身することが可能。1体1体の力は低いが、他のライオトルーパーとの抜群なコンビネーションで敵を翻弄するという仮面ライダーである。専用バイクとして「ジャイロアタッカー」を保有しており、専用武器としてマルチアタッチメント「アクセレイガン」(SB-RTH)を使用している。このアクセレイガンは斬撃形態「ブレードモード」と射撃形態「ガンモード」に変形させることが可能。「ジャイロアタッカー」(SB-RTV)は劇場版「パラダイス・ロスト」でのみ登場。 劇中ではスマートブレインの前社長「花形」が覚醒しようとするオルフェノクの王を抹殺するべく、スマートブレインの新社長になった「木場勇治」に6本のスマートバックルを譲り、木場から受け取ったスマートバックルで「スネークオルフェノク」の正体を隠す青年「海堂直也」とオルフェノクである6人の社員が変身し、それぞれに与えられた使命を達成しようとした。 劇場版「パラダイス・ロスト」では1万人ライダー部隊「SWAT」として、オルフェノクに支配された世界で大規模な軍団として登場した。そのために大量に量産されている。SWATに所属する「ライオンオルフェノク」の正体を隠す隊長と「モールオルフェノク」「ムースオルフェノク」などの正体を隠す隊員が「変身」と言い、右腕を胸に構えることで変身する。オルフェノクによって多数が撃滅した人類が組織した「人間解放軍」を壊滅すべく暗躍する。 【関連するページ】 555の世界 アリゲーターイマジン オルフェノク オーガドライバー オートバジン ビークルモード カブトの世界 カメンライド カメンライド ライオトルーパー サイドバッシャー バトルモード ジェットスライガー ジャイロアタッカー スマートブレイン社 ディエンドの世界 ライダー大戦 仮面ライダー 仮面ライダー555(平成第4作) 仮面ライダーディエンド 仮面ライダーデルタ 完結編登場ライダー 第15話 第16話 第1話登場ライダー 第22話 第2話登場ライダー 電王の世界